今回は座右の銘(生きていく上で大切にしている言葉)について書きたいと思います。

座右の銘は「行動の戒め」として使われますが、私にもいくつか戒めとして留めている言葉があります。その中でも、30代の自分を一貫して支えた言葉があります。
「強くなければ生きていけない、優しくなければ生きていく資格がない」
米国人作家、レイモンド・チャンドラー氏の小説に登場する私立探偵の有名なセリフです。

上り調子だった20代後半、ベンチャー企業の役員を辞任することとなり、半年間ほど無職の時期がありました。自分を見つめ直し、30代をどう生きていこうかと悩んでいた時期に出会えた言葉です。この時は初めて人生の底を経験した時期でした。

右も左も分からずに入った業界最大手のベンチャー企業。ジェットコースターのような日々を過ごし、得たもの(強さ)も大きかった反面、失うもの(優しさ)も同様にあったわけです。20代の大半を過ごした時間は「強者のみが生き残る競争世界」そのものであり、そこから振り落とされない術は学んだわけですが、“この世界”しか知らない自分には超えなければならない大きな壁がありました。まさに井の中の蛙といった所でしょうか。

座右の銘というのは、時として自分の写し鏡となり、反面教師として自らの状態に語りかけ、変化するものだと思っています。ここ数年、会社員から経営者と言う職種の変化もありましたが、この言葉を振り返る事は圧倒的に減りました。10年かけて少しずつ言葉に戒められ、成長できたのだと思います。実に10年もかかったわけですが自分を変えられたわけです。

気がつけば自分も40代に突入。人生100年時代とは言え、現役でワークできるのはあと15年、長くて20年だと思っています。
これからのキャリア、もっと言うと40代で何を強く意識すべきか、それは一言で言うと「挑戦」です。自分2.0みたいな感じでしょうか。

時期的にも年末に差し掛かっていますが、毎年1年があっという間に過ぎていく感覚が増しています。これは裏を返すと経験した事の時間消費率が高く、新しい事に費やす時間が圧倒的に足りていないと言えます。

新しい人との出会い、新しい環境での体験、新しい知識の学習、未知の領域へのチャレンジ・・・etc

『挑戦で大事なことはできるかできないかじゃない。やるかやらないかだ』

数ヶ月前、偶然見たCMで堺雅人が半沢直樹に扮して声高に叫んでいました。CMの演出効果のせいか、30代を支えた言葉に出会った時と同じくらい衝撃が走り、ハンマーで頭をぶん殴られたような感覚を覚えています。

やりたいことというのは浮かんでは消え、そしてトライしないまま終わると言うことが少なからずあったように感じます。仕事でもプライベートでも生きていく糧として、新しいことへの挑戦は常に意識し、まずはやってみる。飛び込んでみる。そして没頭する。そんな挑戦の日々を1日でも増やせるよう、言葉を戒めながらこれからも進んでいければと思います。

ここまで読んでいただきありがとうございました。
では、また次回のブログでお会いしましょう。

twitterはこちら
新井 学@BizLinks|ほぼフルリモート経営

お問い合わせはこちら