新型コロナウィルスの影響により、在宅勤務で家が職場になった方も多くいらっしゃると思います。当社も2020年4月からフルリモート体制へといち早く移行しました。
今回は、テレワーク環境をどのようにアップデートしていくべきかについて考えていきたいと思います。
現時点では個人レベルで思うことであり、今後は会社として推奨できる環境作りについても中長期的に取り組んでいければと思っています。
テレワーク環境における5S
今までは整理整頓をはじめとした「職場の5S」と言われる職場環境を会社が主導で行っていたので、個人があまり意識しなくとも、ある一定のレベルは維持できていたと思います。
- ■ 5Sとは「整理」「整頓」「清掃」「清潔」「しつけ」の頭文字のSをとったもの。
上記のような「職場の5S」という概念がなくなったと感じています。これは共同作業前提の職場ルールのようなもので、テレワークでは個人のパーソナルスペースが職場環境そのものですから、確認のしようがありません。従って、テレワーク環境ではルール自体通用しないと思っています。
そうなると、個人毎の仕事への意識が自宅での職場環境に反映されると思っています。もはや「家を綺麗にしろ」というのもちょっと違う気がしますよね。
在宅での環境づくり
テレワークになり、仕事の環境作りを個人の裁量ですべて行わなければいけなく、戸惑った方も多いのではないでしょうか。会社からノートパソコンだけを支給され、あとはご自由にどうぞという状況がほとんどだと思います。
当社も同様に、スタッフに入社時に渡すのはパソコンとヘッドセットくらいです。皆さん工夫して職場環境作りをしてくれています。
弊社スタッフのブログで、一部テレワークの在宅環境も紹介していますのでご覧ください。
「STAFFブログ:私とリモートワーク」
そう言う私自身もテレワーク開始当初は戸惑い、最初は家の中の様々な場所で仕事をしてみました。リビングでやってみたり、カウンターを買ってスタンディングデスクにしてみたりと色々と試行錯誤でした。試してみてわかったのは以下の点です。
- ・ワークスペースとプライベートスペースは区切る
- ・場所を固定した方が生産性が良い
- ・ノートパソコンよりデスクトップ
- ・スマホはワークスペースに持ち込まない
- ・仕事に不要なものはデスクに置かない
環境面を整えるというと、どうしてもハード面の整備ばかりに意識が行きがちですが、上記であればすぐに取り組めることができ、生産性や効率も上がります。
特にスペースを区切るというのは大事で、私の環境をお見せすると、やはり集中するために壁や窓の方に向いています。そしてスマホを始めとする不要なものは持ち込まないというのが一番です。
私のテレワーク環境になります
スマホは仕事のアプリもたくさん入っていますが、殆どがPCでも代替可能です。
スマホがワークスペースとプライベートスペースの境目をなくす筆頭だと思っています。
特に日本人は世界でもトップクラスのスマホ中毒国であると言われています。
その実態を理解した上で、日中の勤務中だけは見ないように徹底しています。
仕事に集中したければスマホはぜひ別の部屋に置いておきましょう。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
また次回のブログでお会いしましょう。
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新井 学@BizLinks|ほぼフルリモート経営
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