「ミニマリスト」と聞くと皆さんどんなイメージを持ちますか?

持ち物を極限まで減らし、「必要最低限のもので生活する人」、「断捨離」というキーワードが出てきますよね。大量生産・消費の現代社会において、新しく生まれたライフスタイルです。

私も過度にミニマリストというわけではないですが、ここ数年シンプルな生活スタイルを好みます。必要ではないものは固定概念に囚われず、割と思い切って捨てることができます。

これに付随してQOL(クオリティオブライフ)という言葉も良く使われるようになりました。
直訳すると「生活の質」ということです。

物が少ないとQOL・生活の質がなぜ上がるのか?
私の経験で言うと、以下の3点だと思っています。

  • ・選択肢が絞られるため判断が明確になる
  • ・購入にあたり費用対効果を考えるようになる
  • ・維持管理やメンテナンスが軽減される

必要以上に消費してしまう人は、購買意欲こそ一瞬満たされますが、その後に悩まされるのではないでしょうか。

例えば私の場合、洋服は定期的に収納スペースに空きを作るため、着ていないもの、着る予定がないものを判断し、躊躇なく捨てます。メルカリも使いますが、時間が惜しいのでよっぽど再販価値のあるものでない限り捨てます。

それによって、どんな服にしようかと毎日悩むことも減り、長く良いものを購入するようになり、結果的に収納もコンパクトになるというわけです。

「必要最低限で生活すること」自体を目的化してしまうと、窮屈になりQOLも向上しないと思うので、自分にとって今必要なものは何かを思考停止せずに考えるということがミニマリスト的な考えとして重要だと思っています。

捨てるという行為は定期的な見直し
物が捨てられないというのは、自分の生活を見直していないと同義だと思っています。

これは仕事にも全く同じことが言えると思っています。どの仕事もそうだと思いますが、必ず仕事には変化が求められます。

日々新しいことが生み出され、タスクが増えていきます。そしていつの間にかタスク(手段)と戦略(目的)が逆転してしまうことがあります。

着られる点数が限られている洋服と一緒で、実行できるタスクにも限りがあります。これも断捨離(定期的な見直し)が必要で、今の戦略(目的)に必要ないと思ったら勇気をもってやめましょう。

時間は有限で誰にとっても平等ですから、その中で最大限の成果を上げるために仕事においてのQWL(Quality of Working Life)を高めていけたらと思います。

ここまで読んでいただきありがとうございました。
また次回のブログでお会いしましょう。

twitterはこちら
新井 学@BizLinks|ほぼフルリモート経営

お問い合わせはこちら