当社は男性は僕一人、その他メンバーは全て女性スタッフで構成されており少し偏りのある組織です。
これだけ男女比率が極端な会社もそう多くはないはずです。
タイトルにもある通り、なぜ女性メンバーだけの組織になったのか、どのように組織をマネジメントしているのかについて少し触れていきたいと思います。
女性スタッフがメインで活躍される会社のマネジメント層に向けた内容ですが、一般企業の管理職に向けた内容ともなっていますので参考になれば幸いです。
その前に僕のマネジメント経験について簡単に紹介します。
- ・新卒の会社で拠点責任者(4年半)
- ・事業会社で事業部門の役員として店舗スタッフ(すべて女性)のマネジメント(2年)
- ・IT会社で営業、マーケティング部門のマネジャー(6年半)
- ・当社の経営(7年)
当社でのマネジメントを含めると約20年、新卒時代から何かしらのマネジメント業務に携わってきました。逆に言えば一人のプレイヤーとして何かを行なった時がほぼありません。
なので自然と部門のメンバーをやる気にさせること、チームで事業を作ることを常に考えてきました。
女性メンバーだけの組織という観点で言うと二社目の事業会社での経験が今にも生きています。
店舗サービスのToCビジネスでしたが、100人のうち男性が3人程という少し特殊な業態でマネジメント経験も積みました。
若かりし頃は、ついつい自分目線となり”これはできるだろう”という思い込みでメンバーを育成したり管理して「自分の型」というものにはめようとしたことが多々ありとても反省してます。
営業やマーケティングと違って、マネジメントは誰も教えてくれないというのが大きな違いです。
自分の経験(成功体験や失敗体験)からしか学ぶことができませんからね。
その点、失敗も含めた多くの経験をしてきたことが今になって活かされています。
なぜ女性だけの組織となったかと言うと、これは明確にオンラインアシスタント事業に転換したということが挙げられます。
ここで活躍するスタッフのペルソナ(採用したい人物像)がテレワークでないと働けないワーママや、フルリモートで新たなキャリアを始めたい営業や接客業出身の女性スタッフであったりと、必然的に女性が活躍でき、持っているスキルをサービスを通じてアップデートできる組織へと進化していきました。
テレワーク×女性のマネジメント
僕が自社のマネジメントで気を付けているポイントです。
女性スタッフに特化したマネジメントというより、女性スタッフがメインの会社のマネジメントポイントと捉えて頂ければ幸いです。
①管理しようとしない(一定のルールは設定)
テレワークなので、ある程度はそのスタッフにミッションを預けます。
その際に報告・連絡・相談のルールを設けておくことが重要です。アウトプットの共有も大事です。
※報告・連絡・相談が最低限できる人材を採用するというのは大前提です。
②好きなこと×得意なことを担ってもらう
①のミッションを託す際にも重要なのはその人に”どんな仕事をしてもらうか”です。
無理に不向きな仕事をしてもらっても伸びません。
営業が好きなスタッフ、細かいことが好きなスタッフ、クリエイティブが好きなスタッフなど
それぞれの特徴を抑えてオンリーワンを目指してもらうようにしています。
③失敗を許容する(チャレンジを称える)
新しいことをやる文化は何より大切です。
皆さん、成長したいといって面接に臨まれますが、成長は新しい挑戦を積極的にしない限りできません。
失敗することは大きな問題ではないです。
挑戦をしないことが失敗というようにしています。
※新しいチャレンジはできれば評価制度にも入れたほうがいいです。
あくまで当社のマネジメントになるので参考になるか分かりませんが、テレワーク×女性活躍といった視点で少しでもお役に立てれば幸いです。
以前にも「自走可能なチーム作り」というテーマでブログを書いていますのでよろしければそちらも御覧ください。こちら
ここまで読んでいただきありがとうございました。
また次回のブログでお会いしましょう。
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