前回から引き続き、逆転の発想をテーマに、私が経営やビジネスを考えていく上で心掛けていることを書いていきたいと思います。
前編はここ2年のコロナ禍を振り返った内容となっていますのでそちらもぜひご覧ください。
誰がどう見ても、短所、デメリット、失敗、不運にしか見えない出来事ってあると思います。
それを180度ひっくり返すことができる方法、それが逆転の発想です。
私も起業してから様々なピンチや不運に見舞われましたが、何とかここまでやってこれました。
それはピンチや不運をプラスのエネルギーに変えてこれたからだと思っています。
むしろその連続と言っても過言ではありません笑。
ここからは、この箱を例に例えてみたいと思います。
この箱の「影の部分」ですが、外側に見えるか、内側に見えるかという問題があります。
これはネッカーキューブと言われる錯覚の立方体です。
いま外側に見えている人は、それを内側に反転することができますか。
逆に、内側に見えている人は、外側にすることができるでしょうか。
簡単に言うと、逆転の発想もこれと同じ理屈だと思っています。
ビジネスがうまくいかなくなりそうな場合はそれを一つの視点(問題)と決めつけがちです。
もう一方の視点で見ると、それは問題ではなく、解決案やチャンスとして浮かび上がってきます。
ピンチとチャンスは常に表裏一体なので2つの視点を持つということ重要です。
何かあっても時間は解決してくれませんから、落ち込んでいるヒマはないのです。
特にビジネスは景気、取引先の業績、社会全体の変化によって大きく変わっていきます。
それらの変化に柔軟に対応できることが事業継続の鍵です。継続できなければ成長もできませんからね。
以下、大きく3つのステップに置き換えられます。
以下、大きく3つのステップに置き換えられます。
- 1.起きている問題を客観的に見る
- 2.2つのシナリオを考える(ピンチとチャンス)
- 3.チャンスにプラス要素を加算していく
意識していたわけではありませんが、起業してから幾度となく、この作業を繰り返してきました。
創業時の当社は、今では全く面影がありませんが、営業研修と人材紹介の会社でした。
今はどちらも行っておりませんし、この事業を知っているスタッフも誰もいません。
常にうまくいくことはないのですから、客観的に見て、チャンスがある方向を見出し、さらに実現する要素を増やしていく。
シンプルですが、これがどんな場面でも生きてきます。
本当に窮地なのか、変化できるタイミングと捉えるのかによってその後は大きく変わってきます。
これからも順風満帆ということに保障はありませんが、大きな変化に追従できるよう努力は怠らず、常にチャンスのシナリオを描いて前に進み続けていきたいと思います。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
では、また次回のブログでお会いしましょう。
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新井 学@BizLinks|ほぼフルリモート経営
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