自己成長という個人の観点で見た時に、どのようにキャリアを作っていくべきか
「そもそも自分とは何者なのか」的な悩みって誰もが漠然と持っていると思います。
僕も然り、新井個人として日々どこを目指し何をモチベーションに仕事に取り組んでいるのか。
これは実際に僕自身も自問自答をする日々です。
常日頃、面接や社内研修を通じて人の成長や課題に向き合っています。
当社ではこれを”働き方のアップデート”と呼び、会社の目指す方向と個人のキャリア形成や価値観に落とし込むようにメンバー全員でシェアをしています。
今回は僕の体験や価値観も踏まえつつ、「自分とは何者なのか」というアイデンティティについてフレームワークを使い深堀りしてみたいと思います。
当社のようにテレワークで働く方も増え、自分と向き合う時間が増えてると思います。
そんな方に向けて自分とどう向き合っていくべきか、という点で参考になれば幸いです。
話は飛びますが、僕が30代後半になる頃、起業して3年ほど経った頃でしょうか。事業とは別に、突然個人として新しいチャレンジを同時多発的に始めたことがありました。
元々僕は営業出身で社会人になってから20年近くセールス関連の仕事をしており、この部分はある程度自信がありましたが、それ以外の領域は未知のことが多く、何とも言い難い危機感を感じていたのかもしれません。
ある日突然、クリエイティブに目覚め、関連のスクールやオンラインサロンに入ったりと、とりあえずやりたいことは全部やる、とにかく行動をするという感じです。
ただ、この熱は一過性だったことがすぐにわかり、すべてを中断して現在に至るわけですが、
僕はこれを「挑戦という名の人生の迷い」と呼び整理しています。
前提として挑戦は素晴らしいことですし、何かを始めるのに年齢は関係ありません。
ただ、ある程度ステップがあるということを後に知ります。これが今回のお話の肝です。
ビジネスでは有名なフレームワークですが、Will、Can、Mustというキャリアを整理する三つの考え方があります。当社の入社研修に必須で入れているくらい重要な考え方です。
なりたい自分(WILL)が上位概念であり、自分の本来目指したいことだと思います。
その下にあるのができること(CAN)、やるべきこと(MUST)ですが、
これが日々の仕事やライフスタイルに直結する部分だと思います。
当時の僕は壮大なWILLに対して、CAN、MUSTがゼロの状態でした。
言わば、やらなくてもいいし、できないことを衝動的な欲求だけで続けるというのは困難です。
そうすると当然、何のためにやっているのか整理がつかない状態となります。
でも実は、このような考えの方が多い気がしています。というか自分もそうでした。
自分の可能性を信じてみることはとてもいいことですが、この3つの輪が重ならなければと大きなことは成し遂げられないと身をもって感じました。
そして現在の僕のWILL、CAN、MUSTはこのようになります。
- WILL:理想とする経営者として成長し事業の多角化を行い会社のミッションを実現する
- CAN:営業力や組織運営能力
- MUST:自社サービスの普及とシェア拡大
こうすることで、自分が日々何を目指すべきか、今日明日でなにをやらなければいけないのかがはっきりします。やりたいことを整理することはやらないことをはっきりさせることでもあります。
僕はまだ経営者という誰にでも自信をもって言える自覚はないですし、自分の強みでもある”営業力”を武器に、マーケティング支援ビジネスのシェア拡大というミッションを背負ったプレイヤー目線でいます。
なので奢ることなく、地に足をつけた会社運営が今日までできているのかなと思います。
皆さんもこのフレームワークを使い、一度ご自身のWILLを明確にしてみてはいかがでしょうか。
何ができて何をするべきかの解像度が上がってくるはずです。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
また次回のブログでお会いしましょう。
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新井学|営業マーケ女子のプロデューサー@ビズリンクスCEO
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