今回はテレワークで気を付けている時間の使い方についてお話していきたいと思います。
当社もフルリモートでの運営となり、1年半が経過しました。この間に世の中もテレワークが爆発的に普及し、オンラインでの商談や打ち合わせは、今や常識になりつつありますね。
コロナの影響でテレワークの普及が10年進んだと言われています。
そんな中、時間の使い方が大きく変わったと感じており、「効率化とモチベーションのバランス」を保つことがこれからのビジネススキルとして求められると実感しています。
社内ではよく話していますが、今回はテレワークにおける私なりの時間の使い方や優先順位などについて書いていきたいと思います。
下記のような問題はありませんか?
- ✔︎効率性を求めるがあまり、予定を詰め込んでいつも忙しい
- ✔︎マルチタスクで業務を行っているため、集中力が続かない
これはテレワークになってから半年程、私が直面した課題です。
自分なりに、時間をどうやってコントロールするかを試行錯誤して改善していきましたので、いくつかポイントを絞ってお伝えできたらと思います。
1.創造性の高い仕事は朝に実施
私は恥ずかしながら、テレワーク前まで、遅めの出社をして夜までがっつり働くというスタイルを長年やってきましたが、テレワークになり、一遍しました。
出社という移動時間がなくなったことで、頭が冴えている状態ですぐにパワーを使う仕事ができます。私の場合はこの朝のゴールデンタイムに営業戦略や緊急ではないけど重要なタスク、経営判断が必要なことに時間を使います。
集中力には限界がありますので、朝9時から2時間くらいをこの時間に充ています。
なかなか集中できない場合は、強制的にストップウォッチで25分測って締め切りを設けたりもします。(人の集中力は25分が限界らしいです)そして5分休憩し、再度25分集中といった具合です。
創造性の高い仕事はとにかく朝に行うのがベストです。
ブログなどのアウトプットが必要な作業も朝がおすすめです。
2.オンライン会議を詰め込まない
営業も社内会議もすべてオンラインの為、やろうと思えばいくらでも詰め込めてしまいます。
私も最初は1日10件くらいのZOOMの予定が入っており、疲労がピークに達していました。
この頃は何かあると、「ZOOMで話しましょう」が口癖だったと思います。
特に管理職でマネジメントを行う方は、ZOOMしっぱなしで1日が終わるということを経験しているかと思います。
これは予定の立て方と会議の内容を見直す必要があります。
私の場合、オンライン会議は下記のルールを設けています。
- ・1回あたり30分(長くても40分)
- ・1日の会議上限は3つまで
- ・会議目的や必要性、頻度を定期的に見直す
- ・オンライン会議以外に音声通話やチャットを活用
- ・オンライン会議を入れない曜日を作る
あとはアジェンダ(会議の議題)と議事録も社内では徹底しています。
何の為の打ち合わせで、どんな成果かを明確にしないと時間がいくらあっても足りません。
3.午後は比較的難易度の低い作業を実施
午前中をピークに持ってくると午後はやはり疲労が溜まります。特にテレワークでは外出が皆無なので、リフレッシュすることもままならず、仕事に没頭して気づくと日が暮れています。
私の場合、午後は12時から15時は営業や採用、社内会議を入れるようにしています。
16時以降は自分の作業時間になりますが、比較的難易度の低い作業を持ってきます。
ここで頭をフル回転させる仕事は捗りませんし、そもそも集中力が持続しません。
この時間帯は社内のタスクチェック、スタッフのアウトプットフィードバック、バックオフィス業務など、比較的直観的にできる仕事をするように意識しています。
難易度が低いとは言え、タスク遂行の達成感はあるので時間に対する生産性は担保できます。
4.その他時間を有効活用するポイント
いくつかマイルールはありますが、また別途機会があれば深堀していきたいと思います。重要な項目だけピックアップしていきます。
- ✔︎スマホはデスクに持ち込まない
- ✔︎メールは予約送信を活用
- ✔︎気分が乗らない場合は難易度の低い仕事から取り組む
- ✔︎適度な休息(時には15分程度の仮眠も)
特にスマホをワークスペースに持ち込まないというのは非常に重要です。
今まではPCの横にスタンドで常時確認できる状態でしたが、現在、仕事中は別の部屋においてスマホを休憩中以外は見ないようにしています。スマホは中毒性があるので一定の距離をおきましょう。スマホ中毒の方はぜひこの本を見てみてください。
外出や移動、オフラインでの会話が全くない為、時間という資源は今までと違って格段に増えたわけですが、どのように使うかによって、1日の成果やパフォーマンスが大きく変わります。
時間に支配されることなく、コントロールして本当の意味で生産性を上げていきたいものです。
また、効率化も大事ですが、それ以上にコミュニケーションも今まで以上に意識する必要があります。このあたりはまた「オンライン会議」のテーマにて次回以降で話していければと思います。
この内容が皆さんのテレワークの時間術の参考になれば幸いです。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
また次回のブログでお会いしましょう。
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新井 学@BizLinks|ほぼフルリモート経営
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