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先月を振り返る際、グーグルカレンダーを都度確認していますが、既に5月の振り返り内容に困りそうでなりません。今年は多い方で10連休と、年末年始よりも多く休まれた方も多いのではないでしょうか。

話は脱線しますが、ゴールデンウィークが昔からどうも苦手でした。
生活リズムも仕事のペースにも影響が出ますし、何より経営をしていると会社運営が月間の1/3が停止状態になることも大きいです。営業マン時代は営業日数が少なくなるのを嫌いました。
個人的には休みをうまく活用できないという根本的な問題もあります。

何かの記事で読んだのですが、日本の祝日数は世界で3番目に多いらしく、これは恐らく日本の有給休暇取得率の低さと関係しているらしいです。
有給休暇がフレキシブルに取れれば、“強制的連休”も少しは緩和されるのかなと思っています。
因みに当社は当然ですがアルバイトも含めて有給休暇は自由に取得できるようにしています。

そんな訳で本日5月も10日となり、ようやくエンジンがかかってきた状態です。

4月のわが社については組織体制に若干の変化もあり、事業部として様々な意思決定が迅速にできるようになったと感じる月でした。
当社くらいの30名以下のベンチャー企業ですと、従業員1人が持つ影響力は大手企業の3人分(下手したら5人分くらい)のインパクトがあると思っています。

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一緒に働く人材は最も重要であり、意思決定を共有し事業に直接反映してもらうメンバーの人選は更に重要です。

来期(2022年7月以降)の事業拡大に向け、新しいメンバーも随時募集をしています。
先月は採用に注力をしていたはずですが、なかなか計画通りに進みませんでした。

お陰様で「働き方をアップデートする」というミッションに共感して頂く応募者の方は増えたのですが、具体的に当社でのキャリアに落とし込んだ際、「それはどのような状態を指すのか」実はまだ定義されていません。
これによって、採用後のギャップが生じていることも正直あるのかなと思っています。

概念は共有化できているものの、「なんとなくうちっぽい」という言語化しずらい状態になっているのだと思います。

採用、研修、キャリアプランを最適化することが当社の事業成長や強みに直結すると確信していますので、意思決定を共有するメンバーとこのあたりの認識の擦り合わせが必要です。

実際にフルリモート経営でトップダウンによる理想像の共有は物理的にほぼ不可能に近いと感じています。その場合、どうするかというと、現場に答えを求めるようにしています。

「経営者が一緒に働きたい人」と「社員が一緒に働きたい人」のピント合わせのようなものです。

当社では定期的にやっていますが、スタッフ同士でグループワークを行い、ボトムアップであるべき姿を決めていくということをやっています。

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現在活躍しているスタッフが会社の理想像に一番近いわけですから、彼女たち自身に「働き方をアップデートする」ことを個人のキャリアに落とし込み、多様性のあるロールモデルを作っていけたらと思っています。

先月の振り返りというより、採用やキャリアプランの価値観の話に終始してしまいましたが、直近で考えていることはこれがすべてと言ってもいいかもしれません。

なかなか答えが出るようなことではないですが、理想は高く目指していけたらと思っています。

そして何よりいま一緒に働いてくれているメンバーへの感謝を忘れずに。

ここまで読んでいただきありがとうございました。
また次回のブログでお会いしましょう。

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新井 学@BizLinks|ほぼフルリモート経営

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