毎月会社のアップデート情報を取り上げ、当社の成長過程をブログを通じて共有できたらと思います。
先月6月は当社の年度末となり、7月1日から無事に8期目を迎えることができました。
新年度に寄せた思いは前回のブログで書きましたので是非そちらもご覧ください。
年度末という意識が働くせいか毎年6月は何かと多忙です。来期の新しい施策準備に入る時期とも重なり尚更に。
そういった意味で、今年の6月は例年にも増して、営業や採用に加え、新規のサービス提供も複数重なり、社内外の対応に追われる日々でした。
新規のお問合せや受注したお客様対応に追われることは嬉しい悲鳴でもありますね。
オンラインアシスタントサービスSelly-s(セリーズ)のお問合せに加え、Webマーケティングのお引き合いも以前にも増して頂くようになりました。
セールスからクリエイティブまで幅広くサポートできる社内体制も整ってきましたので、よりお客様のニーズにきめ細かく対応していきたいと思います。
そんなわけで、あっという間に1年の折り返しを迎えましたね。
最近知ったのですが、1年の折り返し日は毎年7月2日だそうですね。
これを書いているのが7月3日(日)なので、既に今年の折り返し2日目突入です。うかうかしていると年末までまっしぐらです。
よくよく考えると、年内の営業成績は9月迄の営業活動が左右しますので、ここ3ヶ月を全力で挑もうと思います。
先月のアップデート 音声配信を開始しました
特筆するべきは音声配信(インターネットラジオ)をスタートさせたことです。
ただでさえ多忙な年度末に開始していましたね、振り返れば。
個人的に音声配信メディアには興味があり、動画の次に来ると思いチャレンジしたい領域でした。YouTubeは費用対効果を考えて見送りましたが、音声配信であれば日常会話の延長でアウトプットできると考えていました。
当初は僕個人のアカウント運用も考えたのですが、どうせやるならスタッフを巻き込み、社内タスクとした方が盛り上がるなと思い、広報、採用、営業と部署の違うメンバーに声掛けして始まりました。現在、週3回の配信を欠かさずに行っています。
そもそも音声配信をやる動機ですが、整理するとこんな感じとなります。
- 1.プロセスエコノミー的企業ブランディング
- 2.アウトプットによる学習効果
- 3.SNSマーケティングとの親和性
1 は特に意識していることです。
プロセスエコノミーは要約すると、“完成された商品にだけ価値があるのではなく、制作する過程(プロセス)にも価値がつきバリューとなること”を指します。
まさに当社は商品となるサービスと構築、運営プロセスが同じように発展するフェーズとも言えますので、サービスを提供するスタッフがどのような思考プロセスで運営しているのかを見込顧客や当社にエントリー頂く求職者に伝えていくことが重要だと思っています。
なので、音声配信を通じて直接的な利益につなげようとは思っていません。
事業プロセスをオープンにすることで、当社を知っていただくきっかけ作りや信頼関係を築ければと考えています。
2 は特に顕著です。アウトプットは非常にクリエイティブな作業です。
半年後、1年後にこの活動をスタッフが振り返ったときに自らのアウトプットに自信をもって貰えば、事業運営にも色々と役立つと確信しています。
僕自身もこの活動を通じて何かアイデアが生まれることを期待して。
3 スタッフのtwitterフォロワーが増えるごとに音声配信を聞いていただく機会も増えるはずなので、SNSとの相乗効果も狙えるかなと思っています。
ラジオもそうですが、note(ブログ、社内報)などのコンテンツがあるというのはSNS運営していく上で強みになりますね。
今期の課題はとにかく採用と教育
営業が堅調なため、端的に言うと人員拡大によるリクルーティングが目下の課題となります。
当社の場合、面接から入社の難易度も比較的高く設定しており、入社後も一定の試用期間を経て本採用となります。
業務スキルは勿論大事ですが、コミュニケーション力、社内調整力重視で採用しています。
フルリモートで経営していて強く感じるのは、社内コミュニケーションが円滑にできないと全てがうまくいかないということです。
当社のスタッフはオンラインアシスタントの業務に加え、様々な社内タスクもそれぞれが担います。社内タスクは業務以外にスタッフのスキルを伸ばせる成長機会です。横のつながりも重要で通常業務で関わりのないスタッフとチームを組み、ミッションに向け新たなチャレンジをします。
意外かもしれませんが、弊社には営業部門専任のスタッフがいません。
営業部門もタスクチームの一部です。
基本的には案件をマネジメントするディレクターがインサイドセールスから商談までをこなし、受注後の業務取り纏めまで一連のプロセスを担います。
これは分業による弊害をなくすためでもあり、営業から受注後の期待値を下げたくないのです。
一般的には、マーケティング、インサイドセールス、フィールドセールス、カスタマーサクセスの領域毎にミッションが分かれます。当社の支援メニューも基本的にこのフェーズ毎に支援しますので、分業は合理的ではあると理解はしています。
(下記図は弊社サービス Selly-s(セリーズ)支援メニュー)
ただ、先ほどの通りプロセスエコノミー的視点で考えると、すべて自分で制作(納品)を経験しない限り、顧客満足度を得ることはできないと僕は考えています。
ディレクターが一気通貫して業務にあたることで、営業から納品までにどのプロセスで問題があり、改善すべきかをチーム内でシェアすることができ、サービス品質の向上につながると思っています。
色々と書きましたが、今当社に必要なのは“マルチに活躍できる人材“というべきでしょうか。
一例をあげると、バックオフィスのスタッフです。
通常管理業務の他にスタッフのメンタルヘルスケアも資格を所有して兼務で行っています。
その他、業務と広報、業務と採用、業務とSNS運用などマルチっぷりは様々です。
勿論、会社規模も数百人単位になれば話は別でしょうが、当社の場合はまだまだこのような人材が必要な時期ではあります。また、個人的にも様々な業務をマルチに経験することで付加価値の高い人材を育成していきたいと思っています。
最後は採用メッセージみたいになってしまいましたが、とにかく事業の拡大に向け邁進してまいりたいと思います。
8期目を迎えたビズリンクスにご期待ください。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
また次回のブログでお会いしましょう。
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新井 学@BizLinks|ほぼフルリモート経営
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